Pole pole ni mwendo.

ゆっくりは、かえって歩みがはやい。

7.要請内容(ケニア・栄養士)

要請内容について。

 

「要請内容 JICA」で検索をかけると、

職種別、国別などでJICAの募集する要請内容を見ることができます。

 

f:id:reina-kobayashi-0212:20180704104807p:plain

栄養士は、保健医療分野。

 

私は、現職参加で2017年の4月に応募し、合格通知が届いたのが8月。

 

教員の現職参加の場合は、年度始めで行って、終わりで帰ってこれるように、

すぐには任国に派遣されず、2018年4月が派遣前訓練スタートでした。

昨年度合格が決まってからは、年度内まで仕事をしつつ、

技術補完研修を受けたり、必要書類を提出したり、健康診断を受けたり、

語学のオンライン講座をとったり、予防接種を受けたり、、

4~6月の70日間の派遣前訓練を終え、今は準備の時期。

7月9日に日本を出発し、ケニアへ向かいます。(2020年3月帰国予定)

 

改めて…

ケニアで何をするのか?

〇 職種:栄養士

〇 任地:ビタ(首都ナイロビからバスで約8.5時間西へ向かった所)

〇 配属先:ビタ・サブカウンティ保健事務所

※ ケニアは、2013年に新憲法により、行政区画として

 47のカウンティが作られ、(イメージは日本の都道府県?数もちょうど47。)

 カウンティの下には、サブカウンティ、区、村があるそう。

 

〇 予定されている活動内容

 1.保健医療施設における栄養指導サポート・記録管理などマネジメント改善

 2.地域の栄養問題の把握、関係者内での情報共有

  (自転車を使って事務所から半径10kmのコミュニティ内を巡回予定)

 3.院内勉強会、住民への啓発活動実施、

  コミュニティ内ボランティア対象のトレーニングのサポート

 

医療施設における質の高い栄養指導業務支援と

コミュニティでの栄養に関する知識向上のための活動が期待されているとのこと。

 

地域の現状は…(といっても2年以上前に現場にいない方が書かれたものだけど)

・ホマベイ・カウンティのHIV感染率はケニアで最も高く25%以上

マラリア感染や衛生面の環境に由来する感染症などの健康問題が深刻

・5歳未満の乳幼児の栄養失調削減が大きな課題

 (住民の栄養に関する知識不足もひとつの要因)

 

ちなみに、活動使用言語は英語。

生活使用言語はスワヒリ語。(って書いてあるけど、おそらくルオ語)

電気不安定、水道不安定、なのにインターネットと電話は可。笑

 

訓練所でも何度も言われましたが、実際の現状や求められていることは

行ってみないとわからないし、まずは調査をするところから。

 

要請内容に縛られることは、ない。

まずは、現場のニーズを知る。

ここにしっかり時間をかける。

その中で、今自分にできる最大限のことをやる。

焦らない。気負いすぎない。

目的を見失わない。

自分ができないことを知る。

自分だけではできないことをどうやったらできるようになるか考える。

考えたら、相談する。

みんなでやってみる。

やってみて、その先につながることを探す。


早く任地に行きたい!