Pole pole ni mwendo.

ゆっくりは、かえって歩みがはやい。

14.イディ カーニェ?

 

別にこれといって何かを書きたいわけでもなく。でも、毎日それなりに感じてる何かを残しておこうと思い。

 

何とな〜くひとりルオ語講座。

  • イディ カーニェ?(どこ行くの?)
  • アディ オッスゥ。(家行くの。)

 

この"アディ オッスゥ"がなかなかうまく発音できなくて。オッスゥの"スゥ"は消えかかってるけど息強めのthって感じ!もう現地語に関しては、スペルは気にしない…笑

 

今朝はめずらしく朝少し雨が降っていて。大家さんから

「レイナ、あんまり降ってきたらカジーニ(職場)行かなくていいよ〜」

って言われて。笑っちゃったけど、そうやって自然に身をまかせる方が生きやすいしそんな社会の方が人間として健全に生きられそうだなあ…と朝からキャッサバフライを食べながら思いました。

 

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食べかけのうえに量がはんぱない。笑

キャッサバの皮、包丁入れるとスルスル剥けてくれるからおもしろい!

 

雨はすぐやみ、晴れになり!職場に行くと、CP(カウンターパート:一緒に活動をする予定の同僚)のJohnがナイロビから戻ってきてて、1ヶ月前の任地訪問ぶりに会えたことがうれしくてうれしくて、顔みてすごく安心したことが今日1番うれしかったこと!

 

そんな今日の午前中は、同じ栄養士のKevinと一緒に結核患者さんのレコードの整理。手書きのレコードをさらに手書きでまとめるという手書きの意義を問いたくなる作業…。

 

結核は、ほとんどが薬による治療で、決められた種類・量を定期的に飲む必要があり。私の配属先の病院では"Pyridoxine Tablets"という薬ををもらいに週に1回は患者さんたちが来るから、毎週健康状態を把握して、栄養補助食品を渡したり、Nutriton Counselingをしたりしているとのこと。

 

レコードを見てて思うのが、結核患者さんの大多数はHIV陽性。HIV陽性→免疫力低下→結核に…という流れだし、いかにこの地域がHIVはじめ感染症リスクが高いかを改めて認識。

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公益財団法人結核予防会HP(http://www.jata.or.jp/dl/pdf/common_sense/2014.pdf

 

午後は栄養士のオフィスに戻って外来患者さんの栄養指導。7月上旬にMAM:Moderate Acute Malnutrition だった子が体重も安定して、MUACもノーマルの13cm以上になって来訪してきたのがうれしかった。次回Discharge。

 

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二本松訓練所のテクニカルクラスの授業で指導媒体として作ったスケッチブックを使ってたら、絶賛され(と自分で言う。笑)栄養室のオフィス用のFood Pyramidのポスターを作ることに!

 

今の時点でしたいなと思っていることは、Primary School or Secondary schoolでの公衆栄養指導。できればPrimary。Secondaryになると、Primaryからの就学率は半分以下になるし、やっぱり「義務教育」というところにこだわりたい。

 

あとは…母子栄養に関する何か…引越しと虫刺されでまともに活動してないからまだ課題がつかめないけど。

 

〜おまけ〜

ケニアの人は、チリチリの髪で毛も全然伸びないそう。さらさらでどんどん伸びる日本人の髪の毛は本当に珍しいみたいで。大家さんちでワトト(6歳と11歳)に1時間くらい髪をいじられまくって、あなたの髪がほしいほしいと言われた後に、お母さんが来て、止めてくれるかと思ったら一緒にいじり始めて(笑)

 

最終的に似顔絵まで書いてくれました。笑

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(結構気に入ってる。笑 髪の毛もはやカツラで腕は腰から生えてるけど。笑)