19.LINEが使えなくなりました
使えなくなって困ってる。
けど、ゆっくり考える時間も増えてて。
家にひとりでいると、考えること。
大学卒業後、数ある栄養士の職場の中で私が「学校」を選んだのは、単に食育、予防栄養ではなく、義務教育の小・中・特別支援学校の中で、すべての子どもたちにかかわることに意味があると思ったから。
自分が動けば変わる。
世界にいない子もいる。
学校にも行けず、5歳の誕生日を迎える前に、栄養不良でなくなる子がいる。
そして、わりと死が身近なのか、みんなそれをそっと受け入れている(受け入れざるをえない)ように感じる。
双子の赤ちゃんを抱え、猛暑の中1時間かけて病院まで歩いてきて、1ヶ月分の栄養補助食品を受けとったものの、8kg近くあるそれを赤ちゃんと一緒に抱え家に帰るなんて到底できないお母さん。といっても17歳の女の子。
50シルのタクシー代をあげた。
ことはその人にとって、わたしにとって、よかったんだろうか。
来月もまた同じ事態が起きる。
そして、これがひとりじゃなく…
毎日何十人もいたら。
わたしはどうするのか。
考えた先に答えはあるのか。
ポツンとひとりここにいるような気分になってしまって、なんだか泣きそうになった。