Pole pole ni mwendo.

ゆっくりは、かえって歩みがはやい。

3.小林、ウガリ作るってよ

事の発端は、4日前の6月23日土曜日。

職場でお世話になった大好きな方と、アフリカンダイニングバーに行ったときのこと。

 

お店の雰囲気はいいし、どの料理も、ケニアビールもおいしくて。

でも、どうしても食べられなかったものが…。

 

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これ………!!

 

 

 

これは、「カウンガ」というトウモロコシの粉を練ったウガンダの主食。

味はほとんどなく、食感は、

良くいえばかるかん。(米粉と山芋を使った鹿児島の和菓子)

悪くいえば消しゴム。(鉛筆で書いたものを消すときに使うアレ)

 

ケニアの主食も、トウモロコシの粉を練ったウガリ

おそらく食べ慣れるものなんだろうなとは思いつつも、

せっかくなのでおいしい食べ方が見つかればと思い、ウガリ作りに挑戦。

 

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トウモロコシの粉。KALDIやJupiter、富澤商店などで購入できます。

 

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トウモロコシの粉100gで、大きなお茶碗一杯のごはんと大体同じカロリー。

100gは、左のマグカップ8分目までついだくらい。

 

この粉を沸騰させた水100g(マグカップ半分)に少しずつ加え、

ひたすらひたすらこねこねしていきます。

(ここからは、変わりゆく粉の姿をお楽しみください。)

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ここまで団子状になったら、フタをして蒸します。

味見してみたらパッサパサ&焦げるのが怖かったので、少し水を加えて蒸して…

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見た目はそれっぽい何かが完成しました。

 

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家でとれたトマトとピーマンをそれっぽくカレー炒めにして、いざ。

 

食感は、蒸す直前に水を加えたのがよかったみたいでわりと食べやすかったけど、

トウモロコシ粉の独特の臭みがなんともいえず…。

 

次回(があれば)は、おかずをシチューみたいにつけて食べられる

香味野菜やスパイスを使ったものに変えてみよう。

 

食べ切れなかったウガリを残すのもどうかなと思い、お菓子に。

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甘味をつけるために、黒砂糖。

アフリカでは豆がよく食べられるから、何か使えるかもと思い、きな粉。

「日照りゴマに不作なし」といわれるほどの乾燥地帯で強く育つ、ごま。

(香りもよくなりそう…)

食感を少しでも食べやすくするために、はちみつ。

 

少し薄くのばして、フライパンで両面を焼いて、、

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昔なつかしいおやつのようなものが完成。

 

これが意外とおいしくて、

福岡の西新にある「あま太郎」っていうお店のきびだんごの味に似ててビックリした!

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小学生のときに、きび団子をいっぱい食べたくてガラガラのくじを引くも、

特賞のたこ焼きが当たって、複雑な気分になった記憶まで蘇ってくるほど。

 

ケニアでは、この主食をたくさんにオイリーなおかずの組合せの食事。

と聞いたことがあるけど、実際そうだったら何ができるかな。